子供が迷走神経反射を起こした話…突然の腹痛を訴えて

迷走神経反射と言う症状をご存じでしょうか?

一児を育てる30代の母yukinaです。こんにちは。

今回はちょっと真面目な記事なのですが、子供が数回に渡って「迷走神経反射」という症状を起こしたことを記録しておこうと思い取り上げました。

私自身や周りの人はこの症状を起こしたことがなく、初めは子供に何が起こっているのかわからずにかなりパニックに陥ってしまいました。

初めて子供がこの症状を起こした時は、その異常な様子から救急車を呼んだほどです。

2度目を起こしたあと、病院で相談してどうやらこの「迷走神経反射」であったらしいということがわかりましたが、私自身がネット上で子供の様子を検索してもこれにたどり着けなかったため、もしかしたら同じような症状で調べる方がいるかもしれない…と思ったのも記事を書こうと思った理由です。

Sponsored Link

入浴中に突然の腹痛を訴えて顔色が真っ白に

初めて子供が後に「迷走神経反射」だったとわかる症状を起こしたのは3歳になる少し前の冬、入浴中での出来事でした。

いつものように入浴し、私はいったん脱衣所に出てから子供を迎えに行くところでした。

それまで元気にお風呂で遊んでいた子供が突然「お腹が痛い!」と言い出したのです。

最初、トイレ(大)かな?と思った私は急いで子供を湯舟から出して体を拭きながら「トイレに行きたいの?」と聞いたのですが、「違う、違う」と力なく繰り返します。

それまで暖かい湯舟に浸かっていたはずの体はやけに冷たく感じ、それなのに額からは汗が吹き出し続けています。

見る見るうちに顔色が青白くなっていき、特に唇は色をなくしたような真っ白に

話しかけていないとどんどん目が閉じていってしまうような、意識が朦朧とした状態でした。

一見して「これはマズイのでは!?」と思ってしまうような状況になってしまったのです。

幸いこの日、夫が早くに帰ってきており在宅だったため、すぐに夫を呼び異常事態を伝えました。

とにかくこのままではいけないと思い、ぐったりする子供をバスタオルに包んでリビングに移動し何とか服を着せました。

このまま意識を失ってしまうのではないか?という不安から抱きかかえたままずっと話しかけ続けました。

すぐに救急車を呼ぶべきか迷ったのですが、まず常に冷蔵庫に貼ってあった小児救急ガイドブックにあった電話相談ダイヤルに夫が電話して状態を相談することに。

子供の状態を色々と話しましたが、相談員の方にはよくわからないようで結局はこの場面ではあまり役に立ちませんでした。

(ただ、このダイヤルは別の時に役立ったことがあるので、あくまでこの時の話です。)

子供の体調は変わりやすいと言いますし、初めて見る深刻に思われる子供の状態にやはり大げさではない!と救急車を呼ぶことにしました。

救急車の到着までは10分程度だったように思いますが、その間、子供の容態が少しずつ落ち着いてきていました。

相変わらずぐったりとした様子ではありましたが、真っ白になっていた唇にうっすらと赤みが戻ってきて、朦朧としていた意識も少しだけ回復してきたように見えました。

そのため焦っていた私も少し落ち着くことができ、子供と共に救急車に乗り込みました。

ベッドに子供を寝かせ、色々と隊員の方が質問するのですが、その頃には子供が自分自身で少し話を出来るくらいまで回復していました。

ただ、初めて見た尋常ではない様子はかなり不安だったので、一体何が起こったのか、病気などの可能性など状況を話しながら病院でしっかり相談をしたいと思いました。

病院に到着後、先生が話を聞き、「お腹が痛い」というところから始まったことに着目したようで腹部のレントゲンを撮ることに。

ちなみに病院に着いた段階では子供の様子は完全に普段通りに戻っていました…(ちょっと、ニコニコすらしていた…)

レントゲンを撮った結果、少々便が溜まっている…というお話がありました。

便秘が原因で意識を失うほどの状態になる人もいますので…ということで、浣腸をしてすぐに便を出してこの1回目の出来事は終わりました。

便秘が原因ではないかと言われた直後はそういうこともあるのかぁと何となく納得していたのですが、時間が経つにつれてちょっと違和感も感じるようになっていきました。

まず、子供は毎日欠かさず快便で、日によっては2回出る日もあるくらいの状態だったこと(この日も出ていました)。

しかしこれはその場で言ったのですが、出ていても出きっていなくて便秘はあり得るという話でした。

レントゲンを撮っているのでこれはその通りだったのかもしれません。

ただ、便秘でそこまでの状態になったのなら、なぜ出す前からあんなにピンピンに元気になっていたのか…?

モヤモヤした思いは残りました。

2回目の発症と小児科の受診

それから約半年後、再び全く同じ状況で同じ症状が出たのです。

その日は休日で、夫が子供とお風呂に入っていたのですが、呼び出しが鳴り駆けつけると、子供がお腹が痛いと言っているというのです。

一目見て、1回目の出来事が頭をよぎりました。

違ったのは少し喉がゴポゴポと音がして、一度嘔吐してしまったことでした。

顔面は蒼白、特にやはり唇の白さが目立ちました

ただ、2回目ということもあって前回よりはかなり冷静に状況を見ることができました。(やはりちょっとビックリはしましたけどね)

1回目とほぼ同じ状態に見えたので、また収まってくるかもしれないという予想が立ち、悪化しないうちは少し様子を見てみよう…と抱きかかえて話しかけていました。

すると予想通り、少しずつ顔色も戻り、本人にも元気が出てきて、しばらくすると全く普通の状態になりました。

とりあえず安心はしたものの、2回目ともなると便秘ではなく何か別の原因があるのではないか?それは病気などではないか?という別の不安が出てきました。

こういった経緯で後日、子供が産まれた病院の小児科で相談をすることにしたのです。

私の話を一通り聞いた女性の先生が話してくれたのが、「おそらく迷走神経反射でしょう」ということだったのです。

初めて聞く名前だったので聞き返す私に、メモに漢字を書きながら説明をしてくれました。

迷走神経反射とは?

代表的な症状の1つに、朝礼などで長時間立っていた人が突然倒れる…というものがあります。

私自身も学生時代に集会で倒れた…という人がいたので、そういったことがたまにあるというのは知っていましたが、本人の体調が元々悪かったのか、虚弱体質なのかな?くらいに考えていました。

しかしこの迷走神経反射はそれまで全く元気で健康だった人でも突然起こることがある症状だったのです。

迷走神経は脳神経の1つで、体内の多くの臓器に伸びて心拍数の調整や発汗など様々な体の状態を正常に保つ働きをしている大切な神経です。

この神経が何らかの刺激によって防衛反応を起こすことによって起こる失神などの様々な異常症状が迷走神経反射です。

迷走神経反射を起こすきっかけは多岐に渡り、先にあげたような長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし、ストレスや痛み、恐怖心などが主な引き金になるようです。

これらの原因によって迷走神経が刺激されて、抹消の血管が拡張され血圧低下を起こし、脳に十分な血液が送られない状態になっています。

それによって様々な症状が起こってくるのですが、主な症状は

顔面蒼白

頭痛

吐き気

腹痛

めまい

発汗

視界が悪くなる

けいれん

失神

などがあるようです。

わが家の場合もかなりの項目で当てはまっており、どうやらこの迷走神経反射を起こしたようだと納得しました。

医師の話では子供の迷走神経反射はそれほど多くはないようで、どちらかと言うとお年寄りによく見られるらしいです。

起こってしまった場合の対策としては、脳に血流が行かない状態が原因なので横にして足を高く上げることで脳に早く血が通い、回復が早まるということでした。

多くは一過性のもののようで、頻発するなどなければとりあえずは大丈夫のようでした。

ただ、失神してしまったり、症状が治まらない場合は病院を受診した方が良さそうです。

どうやらこれらしい、ということがわかりホッとしましたが、人それぞれなりやすい状況があるようなので、おそらくわが子の場合はお風呂での温まりすぎ(起こしたとき普段に比べて特に長風呂していたわけではなかったのですが)が引き金になりやすいのかもしれない…と注意するようになりました。

特に問題のない元気な人でも急に起こすことがあるという迷走神経反射、初めて見た時には本当に驚きましたが、起こしやすい状況などを見極めて予防的に対処するのが大切ですね。

入浴中に…というのはあまり情報として見つけられなかったのでもしかしたらレアケースなのかもしれません。

子供が突然起こすと本当に驚いてしまうような症状ですが、落ち着いて対処できるようにしたいですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする